人柱は

堤や橋、城といった大規模な建築物が水害や敵襲によって破壊されないよう神に祈願するため、生きながら建築物やその近傍に埋められた人身御供である。

転じて、情報の少ない製品を自ら購入し、テスト及びレビューをする人のことを指す場合もある。

古墳の造築に当たって人身御供にされた人々から始まり、史実はともかくとして日本各地に伝説が残っている。

現在では工事の際に人柱を立てることはしないが、タコ部屋労働に伴って生き埋めにされた労働者も人柱と呼ばれ、通常の労働環境下であっても不幸にも工事中労働者が事故死した場合、慰霊と鎮魂の思いを込めて人柱と呼ぶ場合がある。

上記の例とはややニュアンスが異なる人柱も存在する。

例を挙げれば、城の秘密通路を作成した作業員が秘密隠蔽の為に全員殺され、その死体を人柱に見立てるケースである。

表現としては残酷であるが、実用性が伴った人柱と言える。上記のタコ部屋の人柱も、不当労働や賃金の未払いから「どうせなら殺してしまえ」という理由で人柱にされてしまった例も考えられる。
update:2010年03月05日